iPhone4s(19)

放っておいてもバッテリが減ることがある一方で、アプリを使っていてもさほど減らない場合もある。
iPhone4sとN-07Dで同じアプリを動かした状態で1時間放置してみた。

iPhone4sは100%→86%となり、N-07Dは100%→83%、F-08Dは100%→66%だった。
BatteryMixは連続的にバッテリ残量をサンプリングし続けるのだが、iPhoneの方はフォアグラウンドに持ってこないとバッテリ電圧がチェック出来にくいようだ。
iOSになってマルチタスク化実現とは言っているのだが、この動きを見る限り従来のタスクスイッチとさほど変わらない。
ただし、3つダウンロードした中で唯一NKBatteryはスリープ状態で放置していてもプロットが行われる。
正しくプロットしていると思うが放置放電中は直線的にグラフが下がるのみなので、まさか後で分割して点を入れちゃったなんて事じゃないだろうな。

iOS7がプリエンプティブなマルチタスクを実現出来ていないとすると、アプリ側が制御を手放してくれなければいけない。
全てのアプリがiOS７対応で、アプリ側が積極的に他のタスクに処理を渡さないとiOS的マルチタスクにならないのかも。
うーん、今時それをマルチタスクとは呼ばないとは思うのだがどうだろう。

それともバックグラウンドで動作出来る、特別な権限が必要だとか。
たとえばシステムはバックグラウンドダウンロードを許すが、ユーザには開放しないとか。

AppStoreからアプリをダウンロードし、ダウンロード中に他のアプリを起動してみた。
AppStoreアプリに戻るとダウンロードの進行を示す円グラフ的ものが変わっていない。
と思ったら、がくっと動いた。
データの更新はフォアグラウンドでしか出来ないが、ダウンロード自体はバックグラウンドでも動いているようだ。

iOSのAndroid化と言うことでAndroidと同じように動くのかと思ったが違う。
AndroidがWindowsNT(当時の)とするとiOSはWindows3.1みたいなもの？

NKBatterアプリはさらに調べてみる事にする。
また、機内モードに加えてWiFiも切った状態でも電池消費を試してみている。
結果は明日にでも。