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UHF帯


  • Posted by: F&F
  • 2014年3月19日 13:05

アナログテレビの跡地をLTEに使う実験がレポートされた。
400MHz帯は3GPP(たぶん)で規格化されていたはずで、それは中国がマクロセルサービスを行いたいからと言う理由からだったと思う。

LTEの場合はMIMO必須なので低い周波数では難しいはず。
帯域だけ見ると500MHzから200MHz幅くらいは取れるが、周波数比で見ると1.4倍にもなる。
これが2GHz帯ならば200MHzの帯域でも1.1倍だからその差は大きい。

周波数が違えば伝搬特性も異なる。
広帯域無線機自体は作れない事はないし高調波がバンド内に入ってくるわけでもない。
といっても現実的には10%位で(500MHzだったら50MHz幅くらい)区切って別バンド扱いにしていった方が良いのかも。

TDDで使う手もあるけれど、マクロエリアサービスとなると伝達時間の問題が出てくる。
電波は光の速度だとは言ったって有限の速度であり、伝達距離が長くなると遅延が起きる。
TDDの場合は送受信を交互に行うので(タイムアライメントは取るにしても)ガードタイム分だけロスが出てくる。
FDDにしても送受信の周波数が離れれば伝搬特性の差が気になる。

これらはどうにもならない程深刻な問題ではないが、より高周波を使う方が楽だと思わせる程度の影響がある。

   

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