RedyFor4G

Windows7までの32Bit版ではOSは4GBまでしかメモリを認識できない。
CPUのアドレスビットは36bitだったかなぁ。

8ビットCPUのアドレス空間が256バイトではないように、データビット幅とアドレスの幅は必ずしも一緒ではない。
それはともかくとして、このOSから参照の出来ないアドレス空間を使う手はPAE(Physical Address Extension )とOSのブート部分か何かの書き換えだ。

PAEはWindows7ではデフォルトでイネーブルらしく、ブート部分に関してはRedyFor4Gというソフトで書き換えられる。
使い方と設定は色々ページがあるので割愛するが、結果から言えばVostro260では使えなかった。
いや、全く使えないわけではなく起動して3.9GBのメモリが使えるようになった。
実装されているメモリは4GBで、ノーマルのWindowsでは2.95GBしかユーザエリアがない。

RedyFor4Gで1GBのメモリが余計に使えるようになったのである。
だが問題はグラフィックに現れた。
書き換えられない部分が出来たりノイズ様の縞が出来たりして実用に耐えなかった。

64Bit化で問題がないのならば64Bit版を入れるのが良いのだろうが、ソフトというかドライバの問題があるとなかなかそうもいかない。
ソフト自体もWindows7で何とか動いているという感じなのでWOWでうまく動くのか怪しいのである。
まあ動かなかったら動かなかったで32Bit版の入っている方で動かせばいいか。

試しに64Bit版でも入れてみようかな。