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何故失敗なのか


  • Posted by: F&F
  • 2014年6月 7日 13:08

VoLTE時代の革新的料金と銘打って登場したSBMのスマ放題は何故失敗したのか。
ではWILLCOMの誰とでも定額は何故失敗しなかったのか。

孫さんはこう言った。
「1回の通話で5分以上喋るケースは少ない。」

おそらくはWILLCOMのデータやSBMのデータからはじき出した分数だろう。
WILLCOMは10分以内が無料、SBMは完全従量であり10分話すと432円が課金される。
そして孫さんは「5分を超えそうになったら、1度切ってかけ直してもいい」などと、まるで他人事のように言う。
私用にしろ公用にしろ「定額範囲を超えるのでかけ直します」などと言えるはずはない。

こうした制限付きの上に制限を超えれば高額課金、それはパケット代も同様だった。
パケット代を定額にするためにはさらにオプション料金を払わなければならず、このプランの利用価値が見いだせない。
WILLCOMのプランは安価だったから受け入れられたのだろうが、SBMのプランは高すぎた。

こうした声を受けて急遽プランを変えたが、ドコモの完全定額の前に撃沈してしまった。
巷の噂ではauと共にSBMも完全定額に乗り出すと伝えられる。
では差別化は出来るのだろうか。

ドコモより魅力的プランを提供すると言った孫さんの言葉は真実なのか。
容易に思いつく方法は二段階定額だ。
例えば月間30分以内の通話であれば千円、それを超えると徐々に金額が上がり3時間を超えると3千円のリミットに達するみたいなプランだ。

所がこうしてしまうと事業者の儲けが減る。
ドコモは誰からも同じだけ金額を取る事でヘビーユーザ分をカバーしようとしている。
パケット定額プランと同じだ。

   

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