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Yモバイル


  • Posted by: F&F
  • 2014年6月11日 12:11

新生Yモバイルはスーパー誰とでも定額を提供する。
パケット使い放題と完全定額がセットになり、月額は2.9千円弱だ。

ドコモはスマートフォン版で2.7千円、従来型ケータイは2.2千円である。
SBMのスマ放題(三代目)もマネ放題と揶揄されるがドコモの丸コピーではなく細部は劣化させている。

PHS需要は携帯電話事業者の通話料が高いからという理由で通話を多く使う人に支持された。
携帯電話でのべ1時間通話をすると2,400円にもなるので、ならばPHSを持とうというわけで、PHSの誰とでも定額と基本料を合わせた額がこのくらいだからだ。
ただし1回の通話が10分を超えると、従来は従量課金になっていた。
ドコモ対抗オプションでは完全定額プランが追加され、それを加えた月額が2,881円だ。

ドコモの基本料金は743円なので、これにPHS代を加算すると2台持ちの合計は2,624円になる。
SBMはホワイトプランが934円なので2台持ちだと2,815円だ。
一方でカケホーダイ(スマートフォン版)だと2,700円であり競争関係が成立する。
2台持ちのメリットは2つの電話番号が使える事、デメリットは2台持ち歩く必要がある事だ。

加入者数が少ないほど完全定額は利益を圧迫する。
他社通話が増えるためであり、その点からするといくらインフラコストが安いPHSとは言ってもさらなる低価格化はYモバイルにとっては厳しいに違いない。
SBMによってPHSのBSロケーションが取られ、各所で電界強度の低下や回線混雑が言われている。
元々移動中はハンドオーバ時間などで通話断を起こす事が多かったPHSだが、それに加えて弱電界による通話品質の悪化も問題視されている。

SBMの3代目スマ放題は4代目になるのか?
本日からスマ放題の予約受付を行うとしていたSBMだが、実際には様々な条件付きの最短で26日からとなった。
26日にスマ放題を予約出来るのは本日以降に新規契約または機種変更を行った人に限られる。

ソフトバンク広報は、これは延期ではない、そもそも11日から何を行うのか詳細に発表した覚えはない的開き直りの姿勢だとか。
なお店頭での受付は7月1日以降、つまりスマ放題が開始されてからという事になり事前予約は不可能だ。
事前予約を行えば予約数をマスコミに聞かれる。
答えなければSBM不調と報道されるかも知れないし、間違いなくドコモと比較される。
ドコモはプラン予約開始10日で300万契約になっている。
数字で勝てないから予約は行わない、負ける勝負に挑まないのがSBMの姿勢だ。
いや、そうではなくプラン実現のめどが立たないから先延ばしにした、未だプランの詳細が出てきていない状態で予約は取れない論もある。
確かにプランこそ発表されたがパケット規制問題などが確定しているとも思えない。

幻となったスマ放題、2代目スマ放題、果たして3代目は生き残る事が出来るのだろうか。

   

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