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WiFi


  • Posted by: F&F
  • 2014年7月 9日 11:09

以前に雑記でも触れたように、準従量制となった各社パケット料金プランだとWiFiは収益を減らす方向に働く。
無料のWiFiに金になるパケットを流してしまうのだからもったいない話だ。

雑記でも触れたように通信インフラの容量が十分であるならば、トラフィックをLTEで吸収してカネにしたい。
各社がLTEとして利用している帯域は以下のようになる。

ドコモ
850MHz帯・1.5GHz帯・1.7GHz帯・2.1GHz帯の合計60MHz幅(3G帯域を最小の10MHz幅とした場合)
105万人/MHz

au
850MHz帯・1.5GHz帯・2.1GHz帯の合計35MHz幅(3G帯域を最小の10MHz幅とした場合)
116万人/MHz(※81万人/MHz)

SBM
2.1GHz帯のみの15MHz幅(3G帯域を最小の5MHz幅とした場合)
240万人/MHz(※81万人/MHz)

※auはUQ帯域を、SBMはワイモバイル帯域も使う。

LTEを使う加入者数は各事業者にとって比率が異なるとは思うが、全体の半数くらいになっているかも知れない。
ただTDDバンドの利用率はかなり低いとは思う。
帯域あたりのキャパシティも各社マチマチだが、マクロセル展開と中継器の多いSBMはドコモや合うの1/4〜1/3程度だろう。
もちろんそのバンドの整備状況も異なれば地域によっても異なるので一概にどこがどうとは言えない。

こうした中でWiFiスポットならぬLTEスポットみたいなピコセル展開が今後は増えてくるはずだ。
ドコモやauは地味に展開するだろうが、孫さんだったら「WiFi,WiFiと言っている人はもう古い。これからはLTEスポットで接続する時代だ」なんて宣伝するかも。
SBMにとって使い道のない1.5GHz帯の3Gを2.1GHz帯のLTEに変換するフェムトチックな機械でも配り始めたりして。
それでもVoLTEが無いと3Gもサポートしなければならないので非常に厄介だ。
これも「WiFiで通話が出来るわけではない、LTEスポットもそれと同じ」なんて開き直るかも。

つまりLTEスポットで金を稼ごうとするとVoLTEが必要になる。
LTEスポットと一般公衆基地局間をスムーズに移動するためにはCAも必要だ。

   

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