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プリンタ(15)


  • Posted by: F&F
  • 2014年9月16日 11:08

新たに購入したプリンタにはインクも付いてくるのだが、パッケージを見る限りは市販のリプレース用と違わない。
だとするとプリンタ本体値段は2千円位に計算できる。

インクが無くなったら新品プリンタを買い、インクだけ取り出して「インク無し新品保障付き」で売り出す。
2千円以上で売れるとは思うのでインクが安く手に入る計算になる。

まるで中国のPC事情みたいだ。
中国ではWindowsバンドル品のPCの本体とWindowsを分離して再販する。
たぶんネットワーク接続されていないPCはWindowsのコピーものでも使うのだろう。
あるいは別のOSに入れ替える用途かも知れないし、ハードウエアだけのリプレースならば古いWindowsライセンスが使える。

キヤノンは2006年に詰め替えインクの販売差し止め訴訟を起こした。
キャノンはインクカートリッジの特許権を主張したが、一審では販売した時点で特許権は失効しているとしてキヤノンが敗訴した。
しかし控訴審では一転、詰め替えインク販売が差し止められる結果になった。

今は詰め替えインクも売られているので権利の主張できないモデルがあるのかも知れない。
また詰め替えキットなどは利用者が勝手に行う事なのでキヤノンは何も言えない。

インクカートリッジの原価は150円位ではないだろうか。
これが10倍位の価格で売られる事になる。
プリンタの一生でインクを6回交換すると利用者が支払うインク代は3万円近くになる。

プリンタ本体の原価が5千円で、それをインク付き6千円で売るとすると儲けは出ない。
しかし赤字ではないのでインクの売り上げで食べていける。
プリンタを売るごとに継続的収益として3万円が入ってくるからだ。

勿論流通コストがあるので全てがキヤノンの懐に入るわけではない。

   

Comments:1

kone Author Profile Page 2014年9月16日 18:50

http://getnews.jp/archives/667731

いやまぁ、時代は進化したものですね、そういう乾いた感想が出てきます。

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