ディジタル変調SG

ディジタル変調対応SGがあると色々な事が出来る。
例えばCWの周波数から上に1MHz離れた所にキャリアを立てたいとする。

アナログ変調しかできないSGではSG自体の周波数を調整して1MHz上の周波数を出すしかない。
しかしI/Q変調入力があればI/Q入力で1MHz上にキャリアを立てる事が出来る。
元々の周波数にも信号が出てしまうが、これはI/Q変調器のバランスによる。
I/Q変調器のバランス、歪み、帯域が性能を決める。

単一キャリアだけではなく1MHz,3MHz,3.5MHz離れた所に合計3本のキャリアを立てる事も出来る。
勿論アナログ変調同様の事も出来るしSSB変調波を出す事も出来る。
I/Q信号はPCのオーディオボードから出力すればオーディオ帯域に限られはするが簡単だと思う。
PCの性能からすればDSPを動かすのと同様な信号処理は出来るだろう。

アマチュア無線の世界でもディジタル通信が行われている訳なので、どうせSGを買うならディジタル変調が可能なものの方が良い。
まあ値段との相談もあるのだが、意外にディジタル変調対応SGの付加価値が評価されておtらずに安価だと思う。

ディジタル変調対応SGでもローデのSMEなどはアナログI/Q入力が出来なかったと思うので自由度が低い。