GPS基準クロック(23)

カウンタを入手して測定桁数が上がり1PPSの不審点に気づいた。
ただしそれ以上の追求ができる環境はない。

実験ネタ的にはそこそこ楽しめたのだが限界かな。
GPS受信機にローカルレギュレータを入れてみるとか、その位は出来るかも。
そもそもGPS受信機にも基準発振器が入っているはずで、その安定度にだって左右されそうな気がする。
1PPS信号自体はGPS衛星の信号に同期が取れるのだろうが、その処理などの基準になっているのは受信機の原発だ。

受信機ユニットは開けて見ていないので分からないが、中身的にはARM7をコアとして動作している。
原発のクロックからはフラクショナルPLLで各部にクロックを供給しているようだ。
実験的にはこの原発の水晶振動子の代わりにSGから信号を供給して変化があるかとか、その辺りの実験はできる。
(原発の周波数自体を補正するAFCを使っている場合は駄目)
ただこのL50の場合は相当小さく作られているのに加えてシールドケースに収められているので改造難易度が高い。

それよりは他のGPS受信機との比較の方が面白そうな気がする。
これは機会があれば試してみたい。