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プリント基板


  • Posted by: F&F
  • 2014年11月30日 13:10

ちょっとしたものでもプリント基板があれば製作が楽になる。
ガーバデータまで自分で作れば小サイズ基板であれば1万円ほどで製造が可能になる。

基板業界は大きく二分されている。
一つはファインパターンと多層基板の穴無し(層間のみ)スルーホールなどを行う工場、もう一つは低価格短納期を謳う所だ。
超小型製品や高密度実装製品などはそれなりの基板工場でないと作る事が出来ない。
工業所有権などの関係もある。

ごく一般的なスルーホールは貫通穴を開ける。
L2(2層目)とL3(3層目)を接続する場合でも、L1とL4には穴が開く。
しかし相関スルーホールを使うとL1とL2を接続した真下にL3とL4を接続するスルーが作れる。
(ルールがあるので全ての場合で出来る訳ではないが概念として)

一般的な4層程度までの基板であれば今やどこでも作る事が出来る。
しかし量産ものとなれば大手の工場に持って行かれてしまう。
ファインパターンを作る工場では製品不良率なども低く抑えられている。

こうなると一般基板しか作る事の出来ない工場は干上がってしまう。
事実多くの基板屋さんや設計業者は倒産してしまった。
生き残っている基板屋さんは、もはや基板屋と言うよりも商社である。

顧客の希望に応じて国内外の製造工場に基板を出す。
そうした所は個人からの注文も受けてくれる。

こうした傾向は水晶振動子メーカも同じ道だった。
中規模な所は大手に吸収され、小規模な所は消滅した。
特別な周波数の水晶振動子を注文したいとしても、国内で受けてくれるメーカは皆無だ。
しかし海外では特注などを専門に扱ってくれるメーカがある。

   

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