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VFD(2)


  • Posted by: F&F
  • 2015年1月 3日 11:10

VFDの輝度コントロールはアノード電流を変える事で行う。
しかしアノード電圧を変えると発光部位で輝度ムラが出来てしまう。

なので輝度調整はアノード電圧かグリッド電圧をPWMコントロールする。

輝度低下は蛍光物質などの劣化によるものと、蛍光体表面付近に付着するガスなどによるものがあるそうだ。
電子機器などで電源ON時に全セグメントを点灯させると、セグメント付近に滞留するガスの影響を取り除けるらしい。
しかしこの理屈では暗くなったセグメント(=常時点灯している)が復活する話とはならない。
そもそも輝度ムラを感じると言う事はそのセグメントが点灯しているから目立つ訳で、全セグメント点灯論(特許)にどれほどの意味があるのか少々疑問だ。

オーディオ機器を長く使い続ける人は多い。
新しいものが必ずしも良いと言えないのが枯れた技術の世界だからか。
そんなお気に入りのオーディオ機器のVFDが点灯しなくなってしまったら、いくら馴染んだ機械とは言ってもそうさに戸惑うだろう。
ディスプレイユニットと本体が別体でシリアルででも接続されているのであれば、その信号を解読して別の表示器を点灯させる事も出来る。

例えばグラフィックのカラーLCDで、VFDと同じような表示を作る事も出来るだろう。
しかし操作系や制御部分と一体になっている場合は改造が難しい。
当然部品の入手も出来ない訳なので買い換えと言う事になるのかな。

   

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