4インチはmini

ディスプレイサイズを4インチ台としたiPhoneはiPhone miniと呼ばれるのだとか。
初代iPhoneからiPhone4sまでのディスプレイサイズは3.5インチなのでminiより小さかった事になる。

縦長となったiPhone5のディスプレイサイズが4インチなので、これをそのまま再発売するとiPhone6miniが出来上がる。
Androidスマートフォンのディスプレイサイズが様々なように、その人の好みや使い方、何を重視するかで最適な大きさは異なる。
その意味からも複数モデル展開は意味がある。
シェアダウンを食い止めるにはモデル数も重要なのだ。

ただしiPhoneの場合はiPhone自身を食い合う形になるのでモデルあたりの販売台数は減少すると思う。
販売台数の減少はスケールメリットを小さくしてしまうので、出来るだけ共通な部品を使いたいはずだ。
iPhone miniはiPhone5cと同様失敗してしまうのか、それともiPhone離れを食い止められるのか。

今年はAppleWatchも発売されるのだとか。
SONYやサムスンも出している、アレとは違うのかな。
日本では腕時計型の様々な機器が登場しては消えた。
今から20年前には腕時計型PHS移動機が開発されている。
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/13342.html

更に古く38年前にはHPからHP01(腕時計型電卓？)が発売され、国産では30年前にセイコー腕コンが発売された。
セイコー腕コン発売と同時期にEPSONはリストコンピュータRC20で対応した。
その後も腕時計型機器は登場してくるのだが、やがて消える運命は変わらなかった。

AppleWatchはそんな売れない市場を変える力を持っているだろうか。
私は普段から腕時計はしない。
時間を知る手段は他にもあるので、時間を知るだけのために腕に重りを付けるのは合理的ではないと思うからだ。
しかし全ての人が私と同じ考えだとは思えないし、24時間"Appleを"身につけていたいと思うファンもいるだろう。