ISIL

日本人人質問題、人命は重いわけだが何故このような事になったのか。
湯川さんは謎の多い人なのだが、民間軍事会社を名乗る戦闘屋？みたいな感じらしい。

この方に関しては日本政府も気にしていたようだが、まさか行動の強制的抑制までは出来ない。
ただし強制力のない呼びかけは行っていたようだ。

後藤健二さんはジャーナリストの肩書きで良いのだろうか。
ジャーナリストだからニュースがあればそこに出向くのは当然だし、危険地帯の情報ももたらしてくれる。
ただ今回のISIL入りは湯川さんを助ける為みたいに報道されている。
助けるために行ったのだから助ける事が出来ると考えたのだろう。
自分の力を過信したのか、それとももっと安易な問題だと認識していたのか。

しかし必ずしも楽天的であったとは言えず、自己責任で行くのだからみたいにも語っている。
自己責任で事故死してしまうのならそれは自己責任で済んだかも知れない。
しかし捕虜になれば自己責任では済まない。
外務省が行くなと言っているエリアに入るのは、滑走禁止エリアでスキーをするのと変わらない。

行くなと言われて行かなかったら報道の仕事など出来ない。
確かにそれはあると思う。
ただし自分の命が失われるのも駄目だし、自分以外の人や国を巻き込むのも駄目だ。
ここで言う自己責任とは自分の身柄の事だけではない。
自分を起因として何かが動いてしまう事を徹底的に避けなければプロの報道屋とは言えない。