短期規制

KDDIの基地局、アンテナだらけ。
cdma2000系の設備はコンテナの中に収められていて、最近増設されたものは屋外設置の自然空冷だ。

各セルで複数バンドがオーバラップするようになり、実効帯域が増えた事でauも3日/1GB規制を緩和する。
ドコモは既にこれを撤廃している。
ドコモとauはこれまでも混雑時間の混雑エリアで規制する場合があるという程度で、いくら使っても規制には引っかからないという人が殆どだった。
パケット料金が従量制となった今、パケットを大量消費するのは"良いお客様"である。
そのお客様を規制してしまう事は稼げるべきカネを捨てているに他ならない。

現状ではSBMのみが3日/1GBの規制を厳格に適用している。
規制にかかると100kbps以下の速度になってしまう。
SBMの場合は複数バンドがオーバラップしているエリアが都市部以外では限定的であり、どこかのバンドで圏内に出来ればそれ以上は無理に整備しない。
LTE化率もドコモやauに比較すると低く、都市部をちょっと離れるとLTEエリアからはみ出してしまう。

規制とは違うのだが画像をサーバ側で圧縮して渡す事もSBMは熱心だ。
ドコモやauも圧縮オプションを使う事が出来ると思うのだが、使わないことも出来る。
SBMのみは強制的に圧縮されてしまう。
厳しい短期規制やデータの圧縮によってネットワークの破綻を回避している状態では、パケット代を稼げない。