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Pepper


  • Posted by: F&F
  • 2015年2月26日 13:09

発売延期のPepper君、スタンドアロンでは動きたがらない。
付帯費用は「基本プラン」が14,800円で「保険パック」が9,800円(共に月額)である。

会話機能を利用するためにクラウド接続が必要として、ソフトバンクは基本プランの契約を推奨している。
外部接続で会話を成立させるのならsiriでもしゃべってコンシェルでも良いわけで、何もあんなに大きな装置にする必要はない。
スタンドアロンでどの程度動作するのかだが、「Pepper 本体だけでは、空っぽのパソコンのように何もアプリケーションが入っていません。このままでもロボアプリの開発などをお楽しみいただくことは可能ですが、Pepperとの日常生活を楽しむにはPepper 基本プランへのご加入が必要となります。」とあるので、つまりは動作しない訳だ。
ではクラウド接続しておけば万全なのかと言えばそうでもなくて、「一日にお使い頂ける会話量に上限が設定される場合があり、上限を超えた場合、認識精度が落ちるなど、機能上の制約が発生する可能性があります」だそうだ。

Pepper君用のソフトなどが開発出来るのだが、これはローカルで動作する。
ローカル動作をアシストするアプリは「アプリストア」で買う事になるが、基本プランを契約しないとアプリストアは使えない。
ちなみにPepperを買う時には「ロボット手続き手数料9,800円が必要となります」とある。
この他にも送料(25,000円)が必要だ。
28kgのPepper君をかついで持って帰ってくると言うのなら別だが、最大乗り越え段差1.5cmでは外は歩けないし外に出すと保険適用外になってしまう。

クラウド代は月額換算1.48万円、保険パックも月額換算9,800円だが請求は3年分となる。
途中解約は可能だが、解約してもクラウド代と保険料は36ヶ月分取られる。
保健代が高いのは信頼性が低いからだと思われ、プリプロ品?でもトラブルに泣かされた。
月額9,800円でPepper君をレンタルしてくれるというのであれば話は分かるが、製品価格の1/20の価格を保険代として取られる。
契約は3年なので保健代が商品価格を上回ってしまう。
保険は無償修理を約束するものでは無く、修理費用を安くするためのものだ。
見積もり後に修理を断った場合でも診断費用と送料(持ち込み不可能、自分での送付不可能)は請求される。

クラウド代と保険代の合計は2.46万円でしかも3年の縛り付きだから、3年で捨ててしまうにしても90万円近くかかる。
また3年を超えて使おうとした場合の費用は「別途見積もり」だそうで、故障率の上昇が見込まれるので保健代は月額5万円になり増すなんて言われそうだ。

本体価格などと付帯費用の合計額は120万円を超える。

サントリーが配るPepper君は1年間のレンタルらしいが、1年分の付帯費用約30万円は当選者負担なのだろうか。
(毎月の利用料は当選者負担とあるが、これがPepper利用料なのかインターネット接続料なのか、その両方なのかは不明)
従来型ケータイの頃に○○をご購入の方にケータイプレゼントとか、ガソリン満タンでケータイプレゼントなんて商法が氾濫した。
但し契約必須なのでプレゼントと言ってもタダでは済まない。
これと同様にPepper君をもらったは良いけれど90万円近く支払う羽目というのは悲しい。

付帯費用の24,600円は月額である。
年額の間違いじゃないのかと思われるこの価格…
おそらくは"売りたくない価格"なのだろう。
発表してしまった以上売る事にしたが、思った以上に出来が悪いので皆さん買わないでね、みたいな。

   

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