同性婚

同性婚問題、渋谷区条例の報道もあって国会でも取り上げられた。
安倍総理は「現行憲法の下で同性婚は認められない」とした。

一方で自衛隊の軍隊化に関しては「憲法を改正する」意欲に満ちている。
憲法改正前にしても、憲法の解釈を変更するとしている。
機雷除去にしても同様に、機雷を除去しなければ国民が攻撃を受けているのと同様に解釈すると総理は言っている。
解釈の変更は、変更する側に都合が良いように読み替える事であり「赤と書いてあるものを白と解釈する」と決めれば赤いものも白くなる。
確かに自衛隊はまどろっこしい所もあるのだが、それによる歯止めもあったはずだ。

日本国にとってというか総理にとってどちらが大切なのかみたいな話もあるが、婚姻制度の見直しなども必要ではないだろうか。
と言うのも、婚姻率の低下や婚姻年齢の上昇は少子化も影響がある。
事実婚などがもう少し認知されるとフランスのようになる可能性もあるが、何でもハンコを押した紙を出さないと駄目よと言う日本では難しい。
母子家庭と父子家庭の不平等(今も？)なども取り上げられるのだが、労働は男女平等にしても福祉は違うと言う事は多い。

同性婚の場合は少子化対策にはならない。
日本国的には子孫を増やす可能性のない婚姻は認めないというのかも知れないが、同性婚の希望者は人口の数パーセントにも達するという話しもある。
渋谷区が条例を作ると、それら同性婚を望む人たちが渋谷区に殺到するなんて噂すら立つ。

同性愛者を化け物視する風潮もある。
そんな視線に晒されている同性愛者、特に男性は自らそれを意識してひっそり生きる的な人も少なくはない。
女性の場合は「同性愛の何が悪いの！」と主張に走る場合もあり、周囲との軋轢が生じる。
私自身は特に何とも思わない。
同性でも異性でも好きなら好きで良いんじゃないの？という感じ。

ちなみに同性婚を認めた最初はオランダで、わずか14年前の出来事だ。
その後追従する国が増えて今では多くの国で制度が出来た。

同性愛、異性愛の他に両性愛もある。
バイセクシャル、交直両用なんて言われたりした時期も。
交流が異性愛で直流が同性愛なのかな？