春商戦

春商戦まっただ中なのだが、SBMはかなり苦戦しているようだ。
自慢のiPhoneも実質販売価格、つまりキャッシュバックなどを含んだ金額でauやドコモに負けている。

auが結構派手な作戦に出るのは予想外とは言えないが、ドコモも地味にau追従みたいな所がある。
SBMは資金繰り的問題なのだろうがiPhoneへの"盛り"が少ない。
一方で売れ残り系スマートフォンにはキャッシュバックも付けている。
在庫コストを考えれば売り切った方が得と言う事なのか。

小規模ケータイ店では、今は殆ど見なくなった"ケータイでお小遣い稼ぎ"のPOPも見られる。
内容的には2〜3年前のキャッシュバック全盛期同様に、キャッシュバックと解約違約金などを計算していくらお得みたいに表示している。
つまり3ヶ月後の解約前提で契約させるわけだ。
スマートフォンと写真立てやみまもりなどを契約させ、3ヶ月後に解約した場合を想定して2万円前後の小遣いになるという。

最近はキャッシュバックの美味しい話が減ったと嘆く連中も興味を示すかも知れない。
"こんな話し"のレベルでしかないので真相は不明だが2月はMNP転出過多だったそうで、MNP転入稼ぎが最重要だとか。
なので全くの新規ではキャッシュバック額が少なく、余り良い小遣い稼ぎにはならないらしい。

ノルマ未達成ショップにはペナルティ、さらには販売契約の解除なども行われた。
ところがこれ、代理店契約解除によって代理店が自社加入していた分が一斉に解約される事になる。
なのでノルマ未達成でも自社契約数が多ければペナルティを食らわないなどの噂もある。
東京某所の5坪前後の小さなSBM専門のケータイ屋、今はauの看板を掲げている。