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オシロ(3)


  • Posted by: F&F
  • 2015年3月29日 11:12

ディジタルオシロ、当時はディジタルストレージなんて呼ばれていたものが登場したのは画期的だった。
ADCもメモリも遅く高価だったので、ディジタルストレージ自体がものすごい値段だったと記憶している。

しかも故障が多くて、メモリ不良で波形が欠けたりした。
それでもシリアル信号の観測には無くてはならないもので、特に変調信号などアナログ波形の観測でよく使った。
ADCやメモリコストは驚くような速度で下がってきて、ディジタルオシロが普通に使えるようになるまでにそう長い時間は必要としなかった。

それでもADCの速度やメモリ速度はコストとなり、ダウンサンプリング方式のディジタルオシロもあった。
入力帯域は100MHzだけれど、ADCのサンプリング速度は1Mspsとか。
なので繰り返し波形でないと観測は出来ないのだが、それでも便利なシロモノだった。

この当時は表示部は未だブラウン管だったのだが、グラフィックを表示しているだけなので電磁偏向型だった。
そのおかげでオシロ自体の前後長が短く軽量になった。

   

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