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オシロ(4)


  • Posted by: F&F
  • 2015年3月30日 11:12

ディスプレイがLCD化される頃になると高速ADCもメモリも安くなり、さらにはカラー表示のものも出てくる。
擬似的な重ね書きで輝度が上がるような表示のものもあり、アナログオシロチックに使えるようになる。

波形にノイスが、希に乗るような場合をアナログオシロで観測すると連続波形は毎回描画されるので明るい。
しかしノイズは希にしか描画されないので暗く見える。
所が従来のディジタルオシロの場合は、サンプリングされれば描画されるしサンプリングされなければ波形が表示されないのどちらかだ。
そこで繰り返し重ね書きするようにした仕組みが搭載されたわけだ。
しかしそれでもアナログオシロでなければ観測しにくい波形や現象もある。

ディジタル化されるとトリガもパターントリガなど様々なものが可能になる。
波形を取り込んでいるのでFFTなどの演算も可能だ。

そして今や中華オシロなら安価である。
USB接続タイプなどの話は過去に雑記にも書いた。
USB接続でPCをモニタとするのはRFパワーセンサも同様で、表示や処理をPCで行わせる事が出来るので安価になる。
スペアナというか簡易型のものもUSB接続品がある。

USB接続なのでPCではなくタブレットやスマートフォンでも(アプリがあれば)動作すると思う。
オーディオ帯域だけならスマートフォンのオーディオ入力で波形観測やFFTなんてものもあるし。

   

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