老人パワー

枯れ葉マーク事件？でも見られるように老人パワーはすごい。
逆にその老人がいなくなったあと、おとなしい老人ばかりが増えたら福祉は更に悪化するのかも。

但しこのての老人、矛盾に満ちた事を主張するという老害の元になっている。
労働力を提供していた時代にそこそこの地位に就いていたとすればなおさらで、地球上全ての生物は俺の部下だみたいな考えになる。

以前に教師の職業病みたいな話を書いた。
教師は教室の中では大様、自分の前で生徒は跪く。
なので教室外に出ても大様気分が抜けなくなり、ストーカだとかエロ教師に姿を変える。
何故俺の言う事が聞けないのかと、見ず知らずの他人に向かって暴言を吐く。

同じ事が老人にも起きる。
勤めていた頃俺は部長だったんだぞとばかりに威張り散らすのだが、他人から見れば単なる老人に過ぎない。
白いものでも俺が黒だと言ったら黒なんだと訳の分からない事を言い始める。

以前に電車の中で若者に説教、いや、難癖を付けているオジサンがいた。
オジサンが若者に何かを聞いた時、その若者の答え方が気に入らなかったらしい。
若者は無視を決め込んでいたが、オジサンはそれがまた気に入らない。
と、吊革につかまっていたオバサンがオジサンに声をかけた。
「あなたおいくつでいらっしゃいますか？」と。
オジサンは「65だが何か文句があるのか！」とオバサンをにらむ。
オバサンは「私は今年で70になります。私の方が年上ですからお口の利き方にご注意下さいませね」と。
なかなか粋なオバサンだった。