呼損

ドコモ以外の事業者からドコモ回線を使用しているMVNO事業者に電話が掛かりにくいという話がある。
詳しくは以下のページをご覧いただきたい。

http://suzunonejh.blog15.fc2.com/blog-entry-5937.html
http://suzunonejh.blog15.fc2.com/blog-entry-5935.html

有線回線の場合に呼が集中すると接続出来なくなる場合がある。
かける側もかけられる側も容量が十分だとしても、その間を接続する回線の容量によっては呼損が発生する。
回線交換とは回線ごとに番号が振られているのだが、その番号分だけの容量があるわけではない。
上でリンクしたページで同じ事が起こっているのかどうかは定かではないのだが、MVNOに対して卸売りする場合に音声通話回線の同時接続キャパシティという概念があるとすれば呼損が起きる。

記事のコメント欄にあるが、ドコモの携帯電話宛でも同様な事象があるとされている。
固定回線からの通話に異常がないとするとボトルネックはNTT(ドコモ)側ではなくauやSBM側となる。
固定回線でも同様な異常が起きるとすればドコモ側が問題だ。

通話定額によって音声トラフィックは増大していると思われ、それに対する回線キャパシティが不足しているのではないだろうか。
ただ呼損に関しては常時モニタしているのが普通なので、障害があれば逐次報告されるはず。
MVNO側の線が詰まったとしてもNTT側でモニタ出来ている。
勿論それを改善するかどうかはドコモとMVNO事業者の契約内容による。
ドコモ自身が原因だとすればドコモは即座に改善しなければならない。