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ナンバーワン戦略


  • Posted by: F&F
  • 2015年7月 7日 13:05

純増者数ナンバーワンにはじまり、接続率ナンバーワン、満足度ナンバーワンとソフトバンクは宣伝した。
CM好感度も長らくナンバーワンを続け、それも宣伝材料にしていた。

だがソフトバンク低迷と時期を同じくしてCM好感度でもauに抜かれる事になった。
一時期はauにもダイハツにも抜かれた時期もあった。
犬のCMが飽きられたから?
確かにそれもあると思うのだが、その企業自身のイメージや元気度が好感度にも反映されるのではないだろうか。
今や自社指標による接続率ナンバーワンしか無くなってしまった。

そう言えばソフトバンクのみ、新基準によるエリアカバレッジを発表していなかった筈だ。
そえばかりか従来基準によるエリアカバレッジの数字も更新されていないような…
ナンバーワンは謳うが数字によって比較されてしまうと困った事が起きてしまう。
なんでカバレッジの数字が低いのに接続率がナンバーワンなの?みたいな。
まあこれは圏外には人が少ないから数字に与える影響が少ないという見方も出来るのだが、自社調査だからどうにでも出来る。
それよりも一番の数字にこだわる孫さんが、他社より低い数字を公表する事に頷かなかったのだろう。

顧客満足度の数字ならauみたいな所があった。
2014年はドコモも這い上がったがトータルとしてみるとauが多かったのではないだろうか。
そこに、いつからかソフトバンクが名乗りを上げた。
2014年のオリコンの調査で、ソフトバンクはほんのわずかな差でトップとなった。
同じく2014年のJ.D.パワーの調査では、圧倒的差でソフトバンクが最下位である。
オリコンと言えば孫さん個人を評価したデータでもおなじみなので、ああなるほどねと思う人も居るだろう。

顧客満足度ナンバーワンでありながら解約率トップというのはいささか不自然である。
確かに加入者水増し商品が多いので、1人が解約すると2契約も3契約も減ってしまうのは事実なのだが…

   

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