ポスター騒動

ツイキャスを運営するモイ株式会社は配信者の等身大ポスターを駅に掲載して広告を行った。
しかしそのポスターは掲載半日で撤去される事になる。

撤去理由に関して2つの理由が囁かれている。
一つはポスターに前科前歴のある人間が写っているというもの。
モイ側もポスターへの掲載人物から当該者の名前を省いて事前告知するなどの対策は行ったようだが、ポスターが貼られるとクレームが殺到したとか。
配信者は"すねの傷"を自慢げに語る場面もあり、多くの人にそれが知られている。
そしてその犯歴も(犯罪は全てそうなのだが)悪質なものであった事も分かっている。

その犯歴者は、犯歴が理由ではなくキャラクタ商品が写っているからだと反論した。
撮影の説明時にキャラクタ商品の着用や使用は禁じられていたのだが、一人の配信者はそれを無視した。
しかしこれは撮影時にも校正時にも分かることであり、版権元に許可を得るあるいは画像に修正を加えることは可能だった筈だ。

以前にも書いたが人気配信者には人気の理由がある。
配信時間も長いので多くの人は定職を持たず、配信者グッズの売り上げや有料チャネルの収入で生活している。
視聴者からすればそうした生活環境諸々を含めての人気なのだろう。
もちろん配信者に前科があって悪いと言うことはないが、それが一企業の宣伝に使われるとなれば話は別だ。
売れない芸能人よりむしろ知名度が高いほどの配信者であり、配信者個人の問題も配信内容に関しても精査されるべきだった。

有名配信者がニコ生からツイキャスに移っている現状で、モイは知名度アップを画策したのだろう。
まあ、その読みは当たったとも言えるが癖のある配信者を甘く見すぎて点も否めない。