ドコモ好調

ドコモの決算発表があった。
増収増益で儲けの部分の上昇割合が高い。

旧プランの廃止で実質値上げとなり、儲けが増えたのか。
第3四半期はMNPもプラスになったとの事なので、ソフトバンクはマイナスだと思われる。
iPhone6s発売で大量流出があったと考えるのが妥当かも知れない。
確か前期もiPhone発売が重なる9月期までと10月期からが厳しかったはずだ。

ソフトバンクはキャッシュバックを積み上げて頑張っている。
ただし消耗戦に勝てる程の体力は無い筈なのでいつまでも続けられるとは思えない。
3月になればソフトバンクにとっては恐怖の春商戦である。
春商戦で稼いだ加入者をそっくり失う危機が今年も訪れる。

ドコモは2月からインセンティブ減額の引き締め態勢に入る。
ソフトバンクの弱り具合を見て、ムダに金をばらまく必要は無いと見たのだろうか。
あるいは総務省から、ソフトバンクを潰すなと言われたのかも知れない。

dカード(DCMX)の加入者数は1600万人以上との事で、楽天カードの1200万人を上回った。
これは少々意外である。
あれだけ宣伝して、新規加入で最大8000円分のポイントを付けているのに。
やはり企業イメージの悪さが影響しているのだろうか。
三井住友やMUFJニコスは3千万人以上の会員数、セディナも1700万人以上とこれらに比べれば見劣りはする。

加入者純増部分でタブレットの占める割合が大きいとされた。
既にiPadはピークを過ぎて下降線、Androidタブレットも市場成長が大きく見込めるとも思えない。
ただ、ドコモの顧客としてはと注釈を付ければ成長路線なのだろうか。