眠り(2)

＃10日に掲載されていなかった分です#

寝付きを改善する薬として睡眠導入剤がある。
まあ風呂にゆっくり入るとかのパッシブというか消極的アクティブさの対策ではなく、モロに薬で改善しようという策だ。

一般的に睡眠系の薬剤は短期型(すぐに効いてすぐに覚める)ものほど依存性や耐性発生が強くなる。
日本で最も処方されているとも言われるマイスリーは服用後30分もすれば血中濃度が最高値に近くなり、2時間もすると半減する。
寝付くためだけに用いられるようなお薬だ。
多くの睡眠導入剤や睡眠剤が抗不安効果を示すが、マイスリーは統合失調症及び躁うつ病に伴う不眠症には使えない事になっている。

眠れない原因にもよるのだがストレス性の不眠などだと、仕事の事が頭から離れないなどが原因になる場合が多いと思う。
考えても仕方のない事を考えてループになるとか、解決すべき問題を考え続けるなど。
この場合は精神安定効果のある睡眠剤の方が効果的だと言える。
ちなみにこの薬を私は飲んだ事がない。

私が不眠に悩んで薬を貰ったのは数年前になるが、その時貰ったのはロピプノールだったかなぁ。
服用後1時間位で血中濃度が最大になり、7時間程度で半減する。
ただこれだと朝早く起きてしまう部分にはあまり効果が無く、もう少し長時間効くものに変えて貰った覚えがある。