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消えていくもの


  • Posted by: F&F
  • 2016年6月 4日 13:10

シャープは狭額縁設計を見直してスタンダードなデザインに変更した。
見える面全体をディスプレイにしようとする発想は、それが技術的に不可能だから目新しさがあったわけだ。

しかし実際に製品として登場しても人々は余り評価しなかった。
新技術とはこんなものなのかも知れない。
シャープと言えば従来型ケータイで裸眼3D表示にもチャレンジした。
目を懲らせば立体画像には見えたのだが、解像度が低いのと目が疲れる印象だった。

多色フィルタの液晶もあった。
もしかしたら今でもあるのかも知れない。
これも画素数を余計に使ってしまうのがデメリットだ。
プリンタのインクも6色タイプが主流になった時期があったっけ。

電子器機の世界だけではなく自動車だって同じようなものだ。
一時期は各メーカともに力を入れた4WSも、今や見かける事は少なくなった。
新技術搭載時にはその技術がいかに素晴らしいかをアピールするわけだが、やがて消えてしまうと言う事はその後術が未熟だった事を意味する。

   

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