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マグネット端子ケーブルを考えてみる


  • Posted by: F&F
  • 2016年6月19日 11:08

マグネット端子ケーブルで考慮すべき点は接続の方向性と電流容量だろう。
私が以前に購入したmicroUSBケーブルは内部のフレキシブル基板が断線(電流により溶断)してゴミになった。

接触子も太いものを使わないと電流容量が確保出来ない。
しかし電流容量を確保するとなると端子は少ない方が良い。
大きくなってかまわないのであれば、例えばケーブル側の端子を中心から全て右側に配置し、受け側の端子は左右対称に配線すればいい。
私が購入したものはこれが上下になっていたがほぼ同じ考え方だ。
ほぼというのは、データラインはひっくり返しに繋がってしまうことを諦めている事だ。

中心のピンは位置が決まるのでGNDとして使えばいい事になり、+5V端子を両側に配すればどちら向きにしても通電する。
この+5V端子間の配線がフレキだったので電流容量不足で溶断したのだ。
逆極性接続でも良いようにするなら受け側にダイオードブリッジ(電圧降下を気にするならFETのダイオード接続で)入れればいいがスペース的に厳しい。

受け側にそれを入れずにケーブル側に給電極性切り替え回路を入れる手もある。
だがこれには危険性もある。
給電極性情報が得られなかった場合に逆極性で給電してしまう可能性があるからだ。
そう考えると面倒な回路などは入れずに物理構造だけで処理した方が良い。

   

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