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FCEV


  • Posted by: F&F
  • 2016年6月20日 11:09

日産はエタノールを燃料とするFCEVの開発を進める。
2020年の商用化を目指すという。

DMFCではなくエタノールから水素を取り出す装置を介してFCを動かす。
DMFCは構造は簡単にできるが容量対体積比や出力電力を確保することが難しい。
エタノールを燃料とすることで燃料の密度を上げることが出来、航続距離を伸ばすことが出来る。
ただアルコールは当然のことながら水素だけで出来ているわけではないので炭酸ガスも排出される。

改質器によって水素を取り出せば通常のFCと同様のシステムを駆動出来る。
しかし改質器の能力や効率・性能・大きさを考えると実用化が難しいとされていた。
日産はこれを改善したというわけではない。
EV+FCで充電というシステムにすることで小容量FCで足りるように考えたと言える。
試作レベルのFC出力は5kW程度だそうだ。
5kWの出力で車を満足に動かすことは出来ないが、常時発電させておくことでバッテリを充電出来る。
じゃあバッテリが空になったらダメじゃないかと言われると、まあそういう事になる。
ただ、たとえば航続距離が500km程度となると一人の人間が無休で走れる限界を超えるわけで、休んでいる時間に充電が進むことになる。

   

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