楽天の憂鬱

楽天と言えばインターネット通販モールの代表的ものである。
しかし必ずしも順調ではない。

売上高は上昇したものの減益となった。
AmazonやYahoo対抗でポイント負担をテナントに押しつける方式から、一部楽天が負担する方式に変更したことなどが利益を圧迫したのだろうか。
いや、表向きは楽天負担分が増えていても実際にはテナントにオプション料を請求するなどするから、結局はテナントが払うことになる。
出店数減少を防ぐ為に出店料無料(ロイヤリティは高いのでメリットはない)プランを作るなどもしている。

spamや迷惑電話を中心とした勧誘活動も活発だ。
出店数は4万前後を維持していたが、営業活動によってわずかに増えた。

楽天は社内公用語を英語にして海外事業を展開している。
しかしその海外事業は赤字や撤退などが相次いでいる。

2020年度売り上げ目標を1.7兆円としているが、果たして達成出来るのだろうか。
商品検索なども楽天の怪しい検索や怪しいレビューは参考にされず、クチコミサイトやTwitter、個人サイトの記事などが参考にされる傾向だそうだ。
つまり楽天がいくら検索上位に(儲け口ショップを)持ってきても、その効果が薄れてきていることになる。

あくどい事をやっていればそのうち見向きもされなくなる。