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官製不況


  • Posted by: F&F
  • 2016年10月26日 12:04

分離プランの推進は従来型携帯電話が全盛の頃に議論が始まった。
サービスと製品価格を分離する事で新規加入者有利な状況を変えようとした。

なんだ、それは今やっているゼロ円販売の禁止と同じではないかと思うだろうが、まさにそうなのである。
分離プランは、表向きはドコモが最初に行いソフトバンクは最後まで行わなかった。
端末メーカでは官製不況と言った。
不景気の中で唯一売れていた携帯電話が売れなくなる、売れなくなればスケールメリットが出なくなるので原価が上がる。
メーカは納入価格を上げざるを得なくなり、それは更に端末販売量を抑制する事になる。

ではタダで携帯電話を配って、高い通信料金を取られた方が良いのか。
確かに従来型携帯電話の頃に比較すればパケット単価は下がってはいるが、絶対的な支払額は上がっている。
単に端末価格が上がって事業者が儲かっただけではないのか。

本来は以下のページにあるように、全ての料金が適正化されるべきなのだ。
http://suzunonejh.blog15.fc2.com/blog-entry-7020.html

100歩譲って、国内メーカのスマートフォンがタダで配られているのならば良いとしよう。
メーカが儲かり、部品屋が儲かり、下請けが儲かる。
しかし現在はApple税を取られているだけで国内にカネは落ちない。

   

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