ガラスフィルム(6)

Zenfone3はカバーガラスの周囲がDカットされている、いわゆる2.5Dと呼ばれるもの。
ようするに曲面なのだ。

ガラスフィルムは底面の部分のみに貼れる感じで小さく作られているのだが、それでも周囲が浮いてしまう。
これより小さくすると外面の内側に入ってしまう事になる。
手で抑えれば張り付くのだが、少しすると又浮いてしまう。

プラスチックフィルムは柔軟性を活かしたものがある。
非常に薄くできているので貼りにくいのだが、剛性が低いので曲面でも剥がれにくい。

iPhone6用としては様々なものが発売されている。
一つは上に書いたように非常に薄いフィルムにして曲面部分まで貼る物。
もう一つは曲面加工を施したガラスを使うもので、加工の歩留まりが悪いため高額になる。
ラスタバナナのものはフィルム自体は平面で作り、ガラスとの隙間の部分が埋まるようなシリコンゴム的なものをスペーサとして使うもの。
これは曲面ガラスを平面にした上でフィルムを貼る形だ。

ちなみにiPhone6はカバーガラス自体の加工個体差が大きいそうで、専用に曲面加工しても合うものと合わないものが出来るらしい。