トレーラハウス(3)

那須高原には雪は降るが積もっても30cm程度だそうだ。
冬タイヤがあれば特に不便ではないという。

高速道路を通れば都心からも近い場所だし、下道を通っても3.5時間ほどだと書かれていた。
別荘地利用者は東京北部、千葉や埼玉県の方が多いという。
老後というか子供が独立した後に定住する方も多いらしく、この辺りは他の別荘地同様だ。
殆どの人はそれまで住んだ家で過ごすのが普通だろう。
マンションなどで大規模改修や建て替えとなると話は又別なのだが、戸建ての場合は人間の一生分位の寿命はある。
メンテを怠っても雨漏りなどの酷い状況に陥らない限りは我慢できる。
年老いてから見知らぬ土地や不便な場所に引っ越すには勇気が要る。
しかし別荘として利用していると、土地勘も出来るので移住はしやすい。

今は別荘地は安い。
著名な所は別として坪1万円以下、場所によってはただ同然で買える場所も多い。
トレーラハウスの場合は崖というわけにはいかない(基礎工事すれば良いがコストが高くなる)ので平坦地が良いわけだが、軟弱な地盤ではダメだ。
舗装の必要は無いそうだが砂利と敷石などで沈下防止はする必要がある。
ゆっくりした沈下に対してはレベラーで調整が可能だそうだ。
木は切らなければならないが、根まで引っこ抜く必要は無いかも知れない。
家を建てる時には基本的には根まで引き抜くのでコストがかかる。

トレーラハウスは移動が出来る。
道幅4m以上ならば通行が出来るそうだが急なカーブはダメだろう。
ログハウスも安価なものがあるがメンテコストなどが高い。
それを考えるとトレーラハウスという選択肢も十分メリットがあると思う。