トレーラハウス(5)

トレーラハウスはトレーラなので接道していないと設置できないのか。
Mailを頂いた方の土地は道路より少し上がった場所になっていて、道路からそのまま走行して土地に入る事が出来ない。

そんな場合でもトレーラハウスごとクレーンで釣る事で設置が可能だそうだ。
元々走行可能な構造と強度がある、つまりはタイヤの部分だけで全ての加重をさせる事が出来るようになっている。
なのでシャーシ部分をクレーンで釣れば移動が可能という事になる。
設置場所がフラットである事や道路にクレーン車が入ってこられる事が条件にはなるが、必ずしもフラットに接道していなくても設置は可能だとの事だ。

Mailを頂いた方のトレーラハウスはベッド部分とソファー部分が(設置後に)外側にスライドして引き出せる構造だ。
移動時には格納する事で規定の車両サイズ(2.5m以下かな？)になり、設置後は引き出す事で広く使える。

建物の向きを変える事は不可能だが、トレーラハウスであればそれも不可能ではない。
手間も(大型車両の場合は)コストもかかるので季節ごとに向きを変えるみたいな事は現実的では無いが、自由度があると言うだけで楽しいではないか。
別荘地にプレハブを増築している方もあるのだが、トレーラハウスを乗り入れた方が雰囲気がある。
建造物ではないので建ぺい率に影響しないのもメリットだ。

伊豆には少ないと思うのだが山梨や長野の別荘地では定期借地権みたいな所もある。
建物を建てるとフラットな土地に戻すのが大変だが、トレーラハウスであれば問題は無い。
トレーラハウス自体も中古市場があるので、お試し的別荘生活にも良いのではないだろうか。