灯油ファンヒータ：有害排出ガスの差

今のモデルは各社共に差が無いと思うのだが、2006年頃には違いがあった。
PIO-NETでは代表的三社のファンヒータをテストしている。

燃焼出力が同じなので二酸化炭素排出量は殆ど変わらないが、一酸化炭素排出量は異なっている。
結局の所1時間に1〜2回は換気しましょうとなっている。
その換気にしてもどの位の空気の流れを期待するのかは不明だ。
窓の大きさや位置関係、1箇所を開けるのか2箇所を開け放つのかによっても違ってくる。

換気を行えば室温は下がる訳だから、普通は換気などしたくないと思うのかも知れない。
私は酸素濃度に敏感？なので換気は欠かせないけれど。

トヨトミは燃焼中の臭いが少ない代わりに点火・消化時の臭いが強めらしい。
コロナは逆で燃焼時の臭いが気になるのだとか。
ダイニチはバランスが良いが消費電力が多い。
灯油の気化に電力を使用する為だが、点火が早い事や点火・消化時の臭いの少なさではトップだ。
ちなみにトヨトミはもっとも消費電力は少ないが、ダイニチに比較すると風量が少ない。

トヨトミは裏技？で最小出力での燃焼をさせる事が出来る。
設定温度を室温以下に下げた場合の燃焼出力より更に1段下がるそうだ。
設定は延長ボタンとチャイルドロックボタンの3秒以上同時押しだそうだ。