ハマ寿司にPEPPERくん

ハマ寿司にPepper君がいた。
しかし決まったプログラムを実行するだけで音声認識機能すら動作していない。

というかPepperは元々高度な処理能力を持ったものではなく、プログラム通りに動くのが精一杯なものだ。
それをあたかも会話が成立しているかのように見せるのは結構大変だ。
そんな調子のPepper君なので使い道がない…

で、ハマ寿司の受付担当になったという事だ。
しかも出来の悪い音声認識は使わず、タッチパネルで操作をする。
タッチパネルを押して人数を入力すると発券機から券が出てくる。
Pepper君の口から券が出て来たら面白いのに、残念ながらそんな機能は無い。

ショップでも病院でも銀行でも整理券を発行する所は多い。
何故Pepperにプリンタを付けなかったのだろうか。

Pepper君はあの声で決められた事をしゃべるだけの端末となっている。
コスト競争の激しい業界へのPepper君の進出、一体レンタル料がいくらなのか気になる。
Pepper君のために少なからずシステム変更の手間がかかり、今やPepper君がそこに居てもインパクトはない。
何の役にも立たないとはいわないが、従来の端末の方がスペースも食わなかった。

Pepperくんとは全く関係ないのだが、面白いものを見つけた。
http://amzn.to/2A7e8CF
アンテナゲイン、何と35dBiである。
2GHz帯で35dBiのゲインを稼ごうと思ったら、パラボラでも数メートルのものが必要だと思うけど。