不動産取得税と固定資産税

不動産を買うと取得税がかかる。
不動産を持っていると固定資産税がかかる。

不動産を持っていないと固定資産税はかからないが、賃貸物件に住んでいるとその賃貸物件にかかって来る固定資産税の割合分が家賃に含まれる。
ホームレス以外の多くの場合はこうして税金を取られている事になる。
別荘にも当然税金がかかり、住居用では無い場合は減額率が悪くなる。
一部の地域では別荘税も取られ、熱海などでは反発も起きている。

土地・建物の税額 ＝ 固定資産税評価額 × 3％(平成30年3月31日までで以降は4%)だ。

建物は税額軽減特例がある。
長期優良住宅では1.3千万円が控除される。
中古住宅は築年数によって異なるが築60年で100万円〜築20年で1.2千万円が控除される。
耐震基準を満たしているかとか床面積など規定があるので詳細はお調べ頂きたい。
土地にも控除がある。

この家の場合は減免対象になっていて、それを受けるか(減免するけど良いかという問い合わせが来る)どうかの書類に判を押せば減免される。
で、取得税額はゼロになった。

固定資産税は年額7万円くらい(たぶん)かかる。
これは横浜の家の1/10以下なのだが、何だぁなぁの課税だ。

新築の場合は取得から5年(長期優良住宅の場合)は半額に減免される。
大抵は新築時にカーポートだとか色々な付帯物を付けると思うが、これにも課税される。
太陽光発電も然りなので注意したい。
後から取り付けたり建築確認無しで増築すると(見つからなければ)固定資産税は増えない。

余談だが、別荘地の中には建物が登記されていない物件もある。
土地の取得はバレるが、そこに勝手に家を建てればバレないという事なのだろう。
セカンドハウス利用であれば良いのだろうが、そこに住むとなるとどうなのだろう？建物がない場所に住むという事になる。

なお建物は減価償却があるが土地にはないので、地価の高い所に住むにはそれなりのメリットを授受しないとバカらしい。