SnapDragon845

SnapDragon845が発表されたが、単に発表されただけで内部は明らかになっていない。
プロセスルールはSnapDragon835同様、トランジスタ数に関しては未公表だ。

例えばSnapDragon835は30億トランジスタだよと言っていたが、SnapDragon845は「数字は重要ではない」そうだ。
まるでソフトバンクの言い訳みたいな話である。
GPUに関しても同様で性能が向上したとは言うが、何をどうして向上させたのかは言わない。

そこから想像出来るのはSnapDragon845は、ほぼSnapDragon835ではないのかということ。
プロセス最適化と駆動周波数を2.8GHzまで上げることで2割ほどのパフォーマンス向上が見られた事は公表されている。
SnapDragon845はCPUパワーもGPUパワーも2〜3割の向上、電力は2割弱の低減だと言っている。
クロック周波数とキャッシュの搭載に回路の見直しなどで3割の改善は出来るのかも知れない。

GPUは処理速度そのものよりも機能の追加に力が入れられている。
他にはそれら複数の演算コアの最適な使い分けが、これもSnapDragon835からパフォーマンスを上げた形で実装される。

世の中的には当然のことながらAppleのプロセッサに対するアドバンテージはどうなのかを求めてくる。
しかしそれが言えない。
追いつくことが出来なくなった。
しかし新SoCは発表しなければならない。

だったりして。