値下げされた物件

以前にも書いた小さな別荘がある。
あの時っていくらだったっけ、さほど高くない価格だと思った。

家は小さいし築40年なのだが、40年ものとなるとその古さが面白いみたいな所がある。
アルミサッシではなく木製の窓だったりする。
これが、見てみたら50万円に下がっていた。
ダイヤランドなので、伊豆高原ほどではないが家は多い。
管理事務所にはコンビニが併設されていて便利だ。
別荘地内にはバスが走っているので車がなくても暮らしては行ける。

金属部分の錆などは補修したいところだが、壊れるまで住んで大規模リフォームか。
50万円だからすぐ売れてしまうだろう。
昨年見ていた物件を検索しても出てこない。
全て売れてしまった訳だ。

昨年の2月頃に、なんとなく物件を検索していた。
エリアも決めておらず、山梨の方だとか北関東から長野方面も見た。
マンションは価格は魅力なのだが管理費や積立金、更には大規模改修や建て替え時期を考えなければならない。
マンションの管理費や積立金の1ヶ月分が、戸建ての別荘地管理費の年間分より高い。

3月頃には不動産屋に電話をかけてみたりもした。
どんな土地なのか、どんな気候なのか、どんな街なのかなどを教えて貰った。
桜の咲く頃にはツーリング感覚でその別荘地に行ってみたりした。
不動産屋を介して案内して貰うのではなく、まずは見に行く。
そこで気に入れば内見を申し込む訳だが、何しろ見たい物件が多かった。