- 2018年2月26日 11:08
GoogleなどはプライベートなWi-Fi APの位置を取得管理している。
モバイルネットワークよりもセル半径の小さなそれらAPのSSIDを見れば、移動体の場所を特定しやすいからだ。
仕組みとしてはこうである。
スマートフォンでそのAPに接続しているときに、そのSSIDとGPSによる測位結果をGoogleに送る。
第三者がAPに接続してくるのではなく、自分で情報をGoogleに送っているのだ。
個人の場合は位置が特定されてあまり困る事もないだろうが、企業などだとセキュリティ上よろしくない可能性がある。
Googleに位置を取得させない為にはSSIDを変える必要がある。
例えばSSIDが"ABCD"だった場合には、"ABCD_nomap"とする。
こうする事によってGoogleはそのSSIDの位置を特定しないお約束だと言っている。
言っているだけで実際がどうなのかは全く不明である。
スマートフォンからGoogleで何かを検索すると、検索したスマートフォンに設定されているGoogle IDが取得される。
PCでGoogle検索を使うと位置情報が取得される。
その位置が(SSIDから)特定されていると、スマートフォンのIDと紐付ける事が出来る。
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