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太陽光発電:チャージコントローラ


  • Posted by: F&F
  • 2018年3月15日 21:15

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ソーラパネルの、照度別のIV曲線を見ると照度による最大効率点の動きは小さい。
全く同じ場所にいるわけではないのだが大きくずれるわけではないのだ。

現在使っているソーラーパネルの最大効率点は出力電圧が18Vの時である。
PWM型チャージコントローラを使用するとバッテリにダイレクトに接続されるので、端子電圧は12V前後に引っ張られる。
SW電源型のMPP型であれば12Vよりも高い電圧のどこかに設定される。

しかしその効率点が18V位の所からあまり動かないので、入力電圧が常に18VになるようにフィードバックをかけたSW電源があれば良い事になる。
曇天時にソーラーパネルの内部抵抗が上がって18Vを維持するためには1Aしか電流を流せなかったとする。
この場合は入力電圧が18Vを維持できるまで電流を減らす、つまり出力電圧を下げる方向に動く。
快晴時に5Aまで電流が流せるとするならば、5Aの充電電流が流れる出力電圧まで上げていく。
この制御で良いではないか。

ステップダウンDC-DCコンバータでこれは可能だ。
http://amzn.to/2ByiFNI
たったの704円である。
ただし電流が多くは取れないのでソーラーパネルごとにこれを付ける事になる。
小型なのでパネルの裏側の箱?の中に入るかも。

改造点としてはフィードバック点を出力側から入力側に移して制御を反転させれば良い。
このDC-DCコンバータは定電流機能もあるので、そちら側のフィードバック(フィードフォワード?)を使うと上手くいくかも知れない。
デバイスはワンチップのXL4016と、定電流機能を持たせるためにLM358が乗っている。
ちょっと回路を追ってみると電流検出抵抗の電圧をLM358で増幅し、コンパレータでフィードバック電圧を引っ張っている。
電流検出端子を切り離し、ソーラーパネル側の電圧を分圧してここに入れれば改造できそうだ。

チャージコントローラの中身
http://www.quan-diy.com/misc/scc/fangpusun.htm

   

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