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太陽光発電:MPP制御の方法


  • Posted by: F&F
  • 2018年3月16日 11:07

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スイッチング電源を使った降圧のテストは、材料がそろえばやってみたい。
MPP制御はいろいろな方法がある。

簡単な方法は開放電圧を測定して最大効率点を推定するものだ。
照度によってわずかではあるが開放電圧が変わる。
アルゴリズムとしては、負荷を切り離して開放電圧を測定し、一定の法則に基づいて最大効率点を推定する。
演算後に負荷を接続して最大効率点の電圧になるようにソーラーパネルの出力電流をコントロールする。
開放電圧を測定する為に、短い間ではあるが負荷を切り離すロス時間が存在する。

負荷電流を振ってみて最大効率点を見つけ出す方法もある。
あらかじめ設定された最大効率点の電圧を基準に、負荷を変動させてソーラーパネルの出力電圧を変動させる。
これによってその設定された電圧が最適なのかどうかを検証し、誤っていれば補正する。
最適点を求めるために最適ではない点まで振るのでその分のロスがある。
陽光が時々刻々と変化するような場合は、日射量による変化なのか負荷変動による変化なのかが分かりづらく、制御が収束しなくなる。

MPPTコントローラ側に照度センサを設けたり、ソーラーパネルの温度監視などで効率点を推定する方式もある。

これらを単独で、或いは組み合わせて制御する事で最大効率点での動作を行わせる。

   

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