太陽光発電：果たして元は取れるのか(3)

MPPTチャージコントローラを送っていただいた方は、太陽光発電では元は取れないと断言する。
商業発電の場合は別だが、家庭用規模では難しいというのだ。

メーカ製の場合は製品価格や工事費が高い。
発電能力低下を防ぐメンテナンス費用が高い。
パネルの掃除をすると発電能力が回復するそうだが、この費用が高い。
太陽光で作った電力を売るよりも、ソーラーパネルの掃除屋の方がずっと儲かる※と書かれている。

故障部位はパワコンが多いらしい。
メーカ保証の範囲内なら良いが、保証が切れてからの修理費は馬鹿に出来ない。
パネル自体は鳥の糞だとか堆積したゴミなどがあると、その汚れが落ちにくいそうだ。
表面が変質してしまうので削り取っても曇りが残るという。

太陽光発電を導入してエコを気取る人や企業も多いが、太陽光発電で作った電力コストが高い以上エコではないという。
電力コストが高いと言う事は設備費用が高い訳で、それだけカネがかかる→エネルギを使っている事になる。
原発推進派は原発は炭酸ガスを出さないから環境に良いという。
しかし原発を作るまでには相当量のエネルギを使う。
これと同じ事だ。

太陽光発電は研究や実験の材料で、その副産物としてわずかな電力が得られる位に考えた方が良いですねとも書かれていた。
環境保護だとか財布に優しいという言葉を鵜呑みにして太陽光発電に手を出す人は考えが足りない人たちで、しかしそんな人が多いから太陽光発電関連事業が儲かる。

※自らの実験や体験を元にパネルの汚れやその除去方法などのノウハウを蓄積し、パネルクリーニングなどのメンテや効率向上策を提案する会社を興す予定だそうだ。