2月で消えた車達

ESP(ESC,DSC,VDC)やBAS機能の無い車両は2月24日以降の生産が出来なくなった。
ESPは制御によって色々あるのだが、主にABSの車輪速度センサと車両中央部付近に搭載されたGセンサ、ステアリングセンサを使って各輪のスリップと車両の挙動を把握する。

スリップなどが検出されると各輪にブレーキをかけて(或いはエンジンパワーを制御して)姿勢を安定方向に向ける。
BASはブレーキペダルの踏み込み速度を見てブースト量を増大させるものだ。
個人的にESPは効果があると感じるがBASは(制御の出来にも寄るが)急にブレーキが利くので驚く。

ESPは欧州車では当然のように装備されていた。
国産車だとアリスとかクラウンか、その辺りが最初だったと思う。
しかし制御が駄目で、一輪でもスリップするとエンジン出力が上がらなくなるので雪道では走れなかった。
そんな駄目な制御も年々改良されて、今は欧州車などと同様の制御が出来るようになった。
ESPはハイパワーな車でのスピン防止にも役立つ。

これらが装備されていない車両の生産が終了し、新たな車両は一定の安全装備が付けられることになる。
ジムニーは20年位？モデルチェンジをしていないようなので発売できなくなる。
なのでかどうかは不明ながら、昨年頃からモデルチェンジの噂がある。
※昨年どころではなく2014年頃からモデルチェンジだモデルチェンジだと言われているそうだ。
2017年の秋に発売だ冬に発売だと言われ、年開け発売説は春になり今は夏とか秋と言われているのかな。
モデルチェンジなりマイナーチェンジするとすれば在庫が捌けてからだろう。
販売台数的にもモデルチェンジは難しいだろうが、かといって設計時点が古いのでマイナーチェンジレベルでは限界がある。
噂によれば輸出が伸びているのがせめてもの救いで消滅を免れたとか。
日刊工業新聞も2018年内には新型にバトンタッチすると予測する。