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太陽光発電:インバータが壊れた(3)


  • Posted by: F&F
  • 2018年4月 4日 11:09

正弦波インバータでのテストは、実は1回しかしていない。
壊れてもいいやと意を決してテストはしたものの、壊れたら困るからだ。

スパイク電圧だとするとZNRが効く。
ZNR(バリスタ)はツェナーダイオードの親分みたいなものである。
ただしダイオード的特性は有しておらず、物性としては非線形特性を持った抵抗(バリスタ=バリアブルレジスタ)だ。
最近はAmazonでも電子部品が売られていて助かる。
送料無料は、特に安価なものが買いやすい。

購入したものはこれだ。
http://amzn.to/2BOkdDv

270Vで導通が始まり455Vで最小抵抗となる。
吸収できるエネルギは18Jとなっている。
回路に影響を与えない電圧は175V(AC)/225V(DC)だ。

これをモータのコンセント付近やリレー部分に接続しておくのだがスパイクに対してわずかでもインピーダンスを上げたい。
なのでトロイダルコアに線が巻かれているタイプのラインフィルタも入れる事にした。

換気扇用のインバータと浄化槽ポンプ用を一台でまかなうので、リレーは12V駆動とする。
PWMチャージコントローラの仕事はリレーを動作させるだけだ。

ラインフィルタやZNRを入れた回路でリレーをON/OFFしてみるが、殆ど火花は飛ばなくなった。
これならばリレーが頻繁に動作しても接点の寿命はそこそこ確保できそうだ。
接点間にC/Rを入れればさらに火花は抑制できるが、接点が開いたときでも電流が流れてしまう。

   

Comments:3

こやま Author Profile Page 2018年4月 4日 12:02

Amazonで売られてる電子部品の数に驚きますが
中華製の偽物があったりしますので、やたらに安価な
品物は要注意です。

LM338Kって言う、TO-3パッケージのLM317系
レギュレータICが単価200円程度で売られていますが、
立派な偽物です(正規品は単価1000円前後するので
価格で疑えよって話ですが)。
無負荷ではそれらしい挙動しますが、1Aで壊れます。
National Semiconductorのロゴがついていて、MILなんて
印字されてるのもありますが、そんな仕様はなかった
筈で、仕様まで偽造するとは中華らしいです。

F&F Author Profile Page 2018年4月 4日 12:55

電解コンデンサも容量が過小だったりしますね。
なので、まず少量を買ってみて容量を量ってから次を買うようにしています。
耐圧偽装はどうにもならないですけど。

nc35 Author Profile Page 2018年4月 5日 08:18

LM317とかは秋月とかで買うのが無難ですよね。ただ送料がね・・・。

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