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太陽光発電:サンダーUP BX-10(1)


  • Posted by: F&F
  • 2018年4月28日 11:09

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サルフェーション除去用パルス発生器のサンダーUPが届いたのでバッテリに接続した。
なおTHUNDER UPの名称でも様々なメーカから製品が出ている。

今回入手したのは有限会社ブレイズという名古屋の企業のものでTHUNDER UP BX-10となっている。
バッテリに接続する線は8sqはありそうな編組線が雰囲気を醸し出している。(だけ)

電源を接続して波形をオシロで観測するもパルスは出ていない。
早速内部を開けてみる。
回路的には単純なものでLM358(OpAmp)の片側で発振させ、バイポーラTrで増幅した後にIRFZ44N(パワーFET)を駆動している。
パワートランジスタは電源とコレクタ間に入れられたコイルをドライブする。
繰り返し周波数は16KHz程度、ONのパルス幅は10μSだった。

ここまでは良い。
TrのベースとGND間に何でコンデンサが入っているんだ?みたいな所はあるが、まあこれは後にしよう。
問題はドレイン側である。
この回路では正のパルスが出来るので、ダイオードを介してそれを取り出す。
しかしドレインとGND間に0.1μFのコンデンサがある。
これではパルスが鈍るので有効な電圧は発生しない。

さらに、そのパルスが出てくる部分とGND間に470μFの電解コンデンサが入っている。
これではパルスは全部吸収されてしまう。
それとも電解コンデンサの反応しない程度の短いパルスが出るとでも言うのか。
オシロも反応しないほど短いパルス?
まさか。

そのパルスが仮に発生したとしても、今度は電源の逆接続防止ダイオードに阻まれてパルスはバッテリに到達しない。
パルス発生回路では正極性のパルスが作り出されるが、逆接続防止ダイオードはそれを阻止するのだ。

しかし、これでも効果があると書かれているページがある。
ステマ風ではない。
中身が違うのかと思ったが、写真を見ると同様だ。

線はネジ止めされているが、半田付け不良&ネジが緩んでいて不安定だ。

   

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