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太陽光発電:制御方法を変更する


  • Posted by: F&F
  • 2018年5月17日 11:08

浄化槽用エアポンプの制御は、現在はPWMチャージコントローラで行っている。
単にバッテリ電圧を見るだけの制御なのだが、これだと上手くいかない。

バッテリ電圧が上がったからと言って充電が完了した訳ではないからだ。
バッテリへの充電電流を見て制御すれば良いのだが、バッテリへの充電電圧が変化すると電流も当然大きく動く。
バッテリへの電流を絞り始める、つまりバッテリが満充電に近づくとTracer2210Aは充電電流を絞るためにソーラパネルの負荷を軽くする。
これはソーラパネルの電圧が高い方向へ(開放電圧方向へ)動く事になる。

そこで新たな制御方法は、バッテリ電圧が14.5V以上にあり、さらにソーラパネル電圧が20Vを超えた時にONする。
バッテリ電圧が13.5V以下になるか、或いはソーラパネル電圧が17V以下になったらOFFにする。
バッテリ電圧とandを取るのは、Tracer2210Aがトレーニングシーケンス中は負荷を切り離すのでソーラパネル電圧が20V以上になるためだ。
電圧コンパレータは↓を2個使う。
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PWM型チャージコントローラを使っても良いのだが、配線抵抗による電圧降下の無いバッテリ近くで電圧を測る事にした。
ソーラーパネルの電圧を測るので、Tracer2210Aの近くに電圧コンパレータ1台は置かなければいけない。
ならば2個並べても同じじゃ無いかと言う事で。

電圧コンパレータはTracer2210Aの近くに置くので、制御リレーとのケーブルを10m以上引っ張らなければならない。
ここでも安価なLANケーブルを使う事にした。
LANケーブルは屋外用ではないので耐久性に問題はあると思うが、駄目になったら取り替えればいいや位の気持ちで使えるほど安価だ。
ちなみにWebカメラや赤外線投光器への配線もLANケーブルそのままである。

LANケーブルはエレコムのものを使っている。
昨年夏にWebカメラ用として使い始めたケーブルは、既に紫外線で色が薄くなっている。
まだ固くはなっていないが、数年でひび割れなどが起きるかも知れない。

Tracer2210Aは各電圧や電流値を計測しているので、RS485の信号を見て制御すればスマートだ。
データフォーマットは公表されていないと思うが、解析はそう難しくはないと思う。

   

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