浴室リフォーム：見積額(2)

オプション類など欲しいものを追加していくと金額は際限が無い。
まあメーカも売れそうなものをオプションにして基本の価格は抑える、みたいな感じだ。

本体価格は競争もあるので高くは出来ないというか、各メーカ似たような価格にしなければいけない。
TOTOは定価が少し高めなのだが他社の中級クラスに合わせている感じだ。

各メーカでの差は余り大きくはない。
そもそもユニットバスなど決まり切ったものなので差別化が難しい。
評判が良いのはTOTO(価格が高い)→LIXIL→タカラスタンダードと続く。
TOTOは保温性に力を入れ人工大理石浴槽が標準なので他社の標準仕様にオプションを組み合わせた感じの価格だ。
LIXILは清掃の容易さやデザイン性に力を入れる一方でオプション類を増やしている。
タカラスタンダードは言うまでも無くホーロー技術を使ったもの、浴室サイズへの柔軟な対応などなど。
Panasonicは美容機器販売につなげたいのか、女性を意識した機能を満載する。

浴槽は人工大理石に変えようと思う。
傷が付きにくく掃除が楽で質感が高く色が豊富だからだ。
ここは余り硬水ではないようで水垢的なものは付きにくいのだが、それでも付かないわけではない。
これを削り取ろうとするとFRP製は傷が付きやすい。
ちなみに現在の浴槽も人工大理石である。
デメリットは高額な事だ。
人造大理石というものもあって、これは天然石を固めたようなものだが人工大理石はアクリルなどで出来ている。
リクシルではアクリルなどで出来ているものも人造大理石と呼ぶようだ。

浴室暖房は便利なので付けて貰う。
これもたかがヒーターなのに結構高額で驚く。
200V仕様を選択したのは温度の立ち上がりが速いからだ。
だが配線を引いて貰わなければいけない。
エアコンなどでも200V系の配線工事を頼むと高い。
最近の工事屋は手間のかかる隠蔽配線を嫌い、屋内露出配線しかやらないという。
今は洗濯機の配線はトイレから引っ張っている。
本当は専用の線を引きたいのだが、メゲた。
さて本職はどうやって線を通すのか。
授業料だと思ってカネを払う方が良いのか。