太陽光発電：ラフな制御でも大丈夫

ソーラーパネル出力が200Wの時には、バッテリの充電完了を待ってから浄化槽用エアポンプをONにした。
しかし現在はソーラパネル出力が520Wもあるので適当な制御でも許容してくれる。

試しにソーラパネルの発電量が未だ立ち上がらない朝方に浄化槽用エアポンプをONにしてみた。
当然電流はバッテリから供給される事になるのでバッテリ電圧は低下していく。
やがてソーラーパネルに陽が当たって発電量が上昇すると、浄化槽用エアポンプがONになっているにも関わらず午前中には充電が完了した。

電流センサは注文してあるが、現在の制御のままで良いかな。
発電能力とバッテリ容量が大きいので適当な制御でも破綻しない。
発電電力をギリギリまで使おうとすれば綿密な制御が必要だが、そんな事をするより発電力を上げた方が簡単である。
まあ日本人的にはギリギリの制御で効率を追求するみたいな設計が好きなんだけど。
これは軍事ものにしても宇宙ものにしても考え方は似ている。
米国風だと、少しくらい壊れても何とかなるようにデカいエンジンと燃料を積んじゃえ、みたいな。
日本風だと最高の効率と最高の信頼性が得られれば無駄は省ける、となる。

負荷制御は単にバッテリ電圧を見るだけでも良さそうだ。
これはつまり、最も最初にトライした方法に戻った事になる。