キャッシュレス普及率は東高西低らしい

消費税増税と税肩代わりシステムにはキャッシュレス決済が必要なのか。
キャッシュレス決済は日本では余り使われていないが、それでも利用率は4割強だったそうだ。

千葉・東京・神奈川で利用率が高く西日本から九州では利用率が低かった。
地方部ではクレジットカード決済の導入も遅れていて、利用者の意思にかかわらず使えない場所が未だある。
キャッシュレス決済の中ではクレジットカードがトップで約7割、最近各社が力を入れるQRコード決済の利用率は2%に過ぎない。
QRコード決済シェアはドコモと楽天が高く、次いでLINE、ソフトバンクは3%だった。

日本の場合はRF IDによる決済が多く、QR決済に面倒さを感じる部分はある。
RF IDならば何の操作もなくスマートフォンをリーダにかざせば良い。
ところがQRコード決済となるとQRコードを表示させたり或いはQRコードを読み込んだりと手間がかかる。

店員の信頼性の低い国などではキャッシュレス決済の方が管理コストがかからないという点でよく使われる。
既にクレジットカード文化になっている所は立ち上がりが遅いが、新規にキャッシュレス決済を導入しようとする新興国では普及が早い。
そもそもQRコード決済はiPhone対策と言っても良い。
RF IDは搭載されるも事実上使い道がないようなシステムだからだ。
それでも日本では頑張って交通系決済が使えるようにはなったが、他国ではさすがにコストはかけられないだろう。

私からすればRF IDが使えるのに何を今更QRコードなのかという感じだ。
まあiPhoneしか持っていない人は別の感じ方をするだろうけど。
だからどちらかではなく、どちらでも使えるようにすれば良い。
勿論そのコストはかかるので、Appleにでも払って貰ってはどうだろうか。