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防蟻剤は水性でも良いのかという話(2)


  • Posted by: F&F
  • 2018年12月16日 12:10

横浜の家は軽量鉄骨だったので基礎部分はスッキリしていた。
一般の木軸の場合は柱の下に基礎がある訳なので、基礎部分は小さな部屋状になっている。

小さな部屋を行き来するための切り欠き的なものがあるが狭くて小さいので作業性が悪い。
横浜の家でも床下に水槽関係のものを入れていたので、そのメンテなどで潜ることがあったが大変である。
高さ方向に余裕がないので床下で身体の向きを変えるのも一苦労だ。
寝板を使う手もあるのだが、高さの低いものでないとその上に身体を乗せると根太などに当たる。

こうした一般的住宅の床下に薬剤をまくのは大変である。
手動式ではなくコンプレッサ接続型の噴霧器で、水鉄砲的に遠くまで薬剤を飛ばせるようにノズルをセットしてまいていくしか無いかも知れない。
手動式の噴霧器だと2〜3mしか薬剤を飛ばせないと思うので届かない可能性がある。
床下では手動式噴霧器のハンドルを上下させることが(スペース的に)出来ないので、内部の圧力が下がったらいったん床下から出て蓄圧作業をしなければいけない。
ただし手動噴霧器ならば安価に手に入る。
手間はかかってもコストを抑えることが出来る。

ちなみにコンプレッサを使うと考えると1馬力位のものでないとエア量が足りなくなる。
12Vで動作するような小型のものでは役に立たないので注意だ。
シロアリ屋などは車に積んだエンジン式コンプレッサで薬剤を8m位飛ばせる。
なので床下へのアクセス口にもよるが、仕切りの向こう側まで行くことなく薬剤を噴霧してしまう。
噴霧と言うより放水に近いか。
乱暴な業者だと、希釈したとは言っても300リットル位の薬剤を床下に溜まる位放水?するのだとか。
防腐・防かび剤が入っているだろうが、床下の湿度を上げるのはいかがなものかと思う。

噴霧器のレンタルもあり、エンジン式の噴霧器を貸してくれる。
ただコストが高いので、得と言えるかどうか。

   

Comments:1

dr.takamizawa Author Profile Page 2018年12月16日 19:02

範囲が狭ければ噴霧か塗布するでしょうが、広い場合は防蟻剤の泡で充填することもあります。

防蟻剤の毒性については、国際条約で7年以上の効能がある成分の使用が相当前に禁止されています。

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